2025年11月27日
この度、当牧場で生産いたしましたトウシンマカオが無事に現役を退き、
新たに種牡馬として第二の馬生を歩むこととなりました。
長きにわたり最良の状態でレースへ送り出してくださったオーナー様、
トウシンマカオの力を最大限に引き出してくださった厩舎関係者の皆さま、ジョッキーの皆さまに
この場をお借りして深く感謝申し上げます。
加えて、これまで応援してくださったファンの皆さま、そして
陰ながら支えてくださった関係者の皆さまへ心より御礼申し上げます。
トウシンマカオは当歳のころより、母父スペシャルウィークらしい整ったラインが際立った馬でした。
父ビッグアーサー譲りのスピードに加え、この馬体ならマイルまでこなせるのではないかと期待しておりましたが、
その思いは新潟の新馬戦で見事に形となり、華々しい第一歩を踏み出してくれました。
その後は、マイル路線を視野に入れつつも、年齢を重ねるにつれ、
父ビッグアーサーのスプリント能力がより色濃く表れ、体つきも短距離馬らしく磨かれていったように思います。
特に印象に残るのは、6歳春の京王杯スプリングカップ。
20年ぶりにコースレコードを更新し、トウシンマカオが持つスピードの質の高さを改めて示してくれました。
2歳から6歳まで長く第一線で走り続け、重賞5勝という立派な成績を残してくれたことは、
生産者として誇らしく、何よりも彼自身の努力の結晶だったと感じています。
G1のタイトルを取らせてあげたかったのですが、その夢は次の世代へ託せたらと思います。
ビッグアーサー、サクラバクシンオー、サクラユタカオーと受け継がれてきた父系を次代へと継承していくことも、
トウシンマカオに託した大切な使命のひとつだと考えております。
もしよろしければ、同じ生産の現場に携わる皆さまにも、ぜひトウシンマカオとの配合に可能性を感じていただき、
ご検討いただければ幸いです。
種牡馬としてスタートするトウシンマカオを、今後とも温かく見守り、応援いただけますと幸いです。
有限会社服部牧場
代表取締役 服部 健太郎
繁養先:有限会社アロースタッド
トウシンマカオ主な戦績
・京王杯スプリングC(GⅡ)
・セントウルS(GⅡ)
・オーシャンS(GⅢ)
・京阪杯 2022・2023年
・オパールS(L)
・クロッカスS(L)
・京王杯2歳S(G2)
・スプリンターズS(G1)2着



